花燃ゆ 第三十三回「花となるために」感想 何を言っているのかさっぱりわからないよ。

humi_catch

出世街道を駆け上がる美和と、藩政から退けられる椋梨。二人の因縁についに決着が。そして突然、若様の守役に抜擢される。これまで美和がやってきた悪事を許して大事な大事な男孫の守役とすることを認める都美姫。

創作しすぎて辻褄が合わなくなっている大河ドラマっていうのも凄まじいですね。

ではさらさらっと見てみましょう。

スポンサーリンク
ad

悪寒だらけの最終対決。

●杉家の長男・梅太郎が藩主毛利敬親公に家老・椋梨藤太の退陣を嘆願し、敬親公がそれを受け入れた事で長州藩内の内乱は終息することになります。

というか、これ美和さんが気迫で都美姫に取り次ぎを認めさせた→美和が内乱を治めたってことになっちゃうけど、本当にいいんか。長州人はこれでいいんか。

●諸隊は喜びますが、高杉は「もう戦は終わりか。もうちっとこれ(大砲)をぶっ放したかったんじゃが」と名残惜しげ。すぐにまたぶっ放せるから安心せいよ。

●一人悪者にされた椋梨さまは、こっそり奥御殿の都美姫に殿様への取り次ぎを頼みます。表からは入れてもらえないので奥の門から城内に入ったそうですが、先週はまだ生まれて間もない赤子を連れた女を通しちゃうし、萩城の奥御殿の警備って穴すぎない??

それはともかくとして、椋梨を退けるとすでに決断した殿様は、面会を許しません。

夕方まで奥に詰めたあげく、隙を見て殿の居室にまで突破しようとする椋梨さまですが、美和と都美姫に押しとどめられます。

「殿はお茶の一杯も飲まず、苦しみに耐えている」と都美姫は椋梨に話し、己の敗北を受け入れて城を出るよう諭します。椋梨さまの目が涙でうるうるになったのにはちょっと萌えましたが、都美姫に見送りを命じられた美和が、ついに椋梨さまと最終対決!って展開にあっという間に気持ちが萎えた。「お伺いしたいことがございます」って悪寒MAXになったところでOP。

●「兄を貶め、夫を追いつめ、多くの人の命を奪った。あなた様はそこまでして何を守ろうとしたのか」と椋梨さまを問いつめる美和。お前が納得できなくても、人それぞれいろんな信念があるんだよ! と一視聴者でも思いますわ…そんなわけで、美和と椋梨様は最後まで会話が噛み合いません。

どうも椋梨さまも久坂玄瑞も、人々の日々の営みを守ろうとする志は同じだった、ということを言いたかったようです。

城で最後にあったのがお前とはな」と苦笑して去っていく椋梨様。苦笑したいのはこっちのほうだ。

銀姫の子の守役として認められちゃいそう…

●銀姫の子は男の子で、都美姫も潮も大喜び。しかしいつもの奥の門のとこに、こんどは亀さんが来て百合パパの具合がよくないことを知らせてくれます。美和さんはショックを受けますが、まだ宿下がりできる立場じゃありません。

●そんな時に、自ら赤ん坊の湯浴みをさせていたことを都美姫に咎められた銀姫が、守役として美和さんを抜擢します。美和は驚き、断りますが、銀姫は「これから政は変わる。興丸の守役は古いしきたりにとらわれない者の方がいいと判断する」と抜擢の理由を語り、それを聞いた美和さんは守役を引き受ける決心をします。

●伊之助は野山獄を釈放されます。女牢名主みたいになってる高須久子は「この13年、獄の中で命をかけて世の中を作り替えようとする人を見て来た。その人たちが作ったのはどのような世の中か、いつか見てみたい」と伊之助に話します。

●出獄した伊之助はさっそく藩議に出席。殿の直接のお指図で、長州藩はこれまでのひたすら幕府に恭順する政策をすて、ひとまず恭順はするけれども何かあったら幕府との戦も辞さぬ、という風に藩是を方向転換します。

伊之助は藩庁を山口に再度移転することを提案し、受け入れられてお城はまたもお引っ越しする事に。他にも家老から闊達に意見が出されます。

なんか殿様のご聖断みたいになってますけど、8月だからでしょうかね(…)。

●美和は、都美姫から、今後一切の私情を捨て表の政治に口を出さず、興丸と奥に仕えるならと、守役就任を許可されそう。しかし、実家のことが気にかかって、内心気が期ではありません。気を取り直しつつ、引っ越し準備を進める美和。

●伊之助の妻、寿姉さんが美鶴を訪ねて、津和野で椋梨さまが捉えられた事を知らせます。ここは今回唯一のいいシーンで、

どんな気持ちです? 私にそれを伝えて」と問われた寿さんは「ただ夫を信じ支える事、それを教えてくれたのは美鶴様です。憧れておりました」と答えます。

ここでいつぞやのように美鶴様が怪しげに寿さんに迫るのかと思いきや、「あの人は城から逃げたのではない、己が巻き込んだ人たちを逃がしてやりたかったのです」「どこへ行っても私は椋梨の妻、美鶴です。生きてこの世を見届けます」と、気高い上級武士の妻らしく毅然と言い放つ美鶴様。

どうかお達者で」という寿さんも、大変立派で、女の気概がすごく表現されてました。美鶴様と知り合った頃のどうにもどんくさく、子供っぽかった寿さんが、とうとう美鶴様と対等に。

こういうのに比べると、銀姫と美和の情緒主義がどんだけ独りよがりでつまらないか。

もう何を言っているのかわからないよ??

●山口への引っ越しの前日、突然銀姫に反日の宿下がりを許される美和。実は意地悪総大将日出が、百合之介の体調不良を潮にばらしていたんですね。なんのためにかというと、里心がついた美和を宿下がりさせ、そのままばっくれさせてしまおうという作戦です(多分)。

●自分でも一度実家に戻ったら、もう奥に戻って来れないかも、と思う美和は、銀姫のせっかくのお許しを断ります。いやほんと、美和さんのいちいちうざいところはこういうところで、たまには素直に人の言う事を聞けよ!! と思うんですが、上司の銀姫は「自分の子には寂しい思いをさせたくない、お前の家族の話を聞かせてやって欲しいから、お前には家族の事で悔いを残して欲しくない」とかなんとか妙ことを言い出します。

美和さんは「奥にいることを許され、自分を捨ててがんばってきたのに、実家に戻ったら心が折れてしまうかも…」と、まだ口答え。潮さまなんか、なんて健気な子なのって感じでウルウルしながら美和を見つめちゃって、びっくりですよ。

銀姫は「それでもいいではないか。家族みたいな当たり前の暖かいものを大切にするお前だから信じた。ここまで誠によく尽くしてくれた。急ぎなさい。父上を大切に」とかなんとか美和をものすごい勢いで持ち上げちゃって、はあ、なんなのこの視聴者置いてけぼりは…

美和さんが銀姫に尽くしたって、高杉を逃がす算段に巻き込まれ、雅さんを匿わされ…どっちかっていうと尽くしたのは銀姫じゃね? ああ! スイーツ?? そうか、スイーツか。美和さんの羊羹には人を元気づける力があるよね!!!

●美和さんは見違えるようにあか抜けた出で立ちで実家に戻ります。なんかこれも嫌みだよね…と思う私の心が汚れているんでしょうか。

足腰が弱った父上ですが、娘の帰宅を喜んで風呂をわかして待っていてくれました。

ここからどうでもいいホームドラマが続きます。うざったさを共有してもらうために一応台詞を書き留めておきます。

父上「お前には謝らにゃならんことがある。幼い頃、寅次郎の力になれといったこと。もう少し早くここからお前を解き放ってやれば、お前はもとt穏やかな、幸せな暮らしが出来てたかもしれん

私はこの家に生まれ、父上の娘で幸せです。これからもずっと」「まことは私、戻ろうと思って来たんです。この家に。父上の娘に

父娘の最後の交流に桜が降り掛かります。

散っておりますね

散ってはおらぬ。解き放たれているんじゃ。人も解き放たれて旅立つ。惜しみなく自分を降り注ぐことのできる場所への

…………………。

美和さんは、兄の絵に挨拶し、父に最後の別れを告げ、城に戻ります。

●お城では、都美姫が「守役なにをしておるのか」と美和を探していました。もう美和は戻りません…と銀姫が言いかけると、そこに興丸さまをあやしながら美和が登場します。

美和さんはすっかり守役としてやっていく覚悟がきまったらしく、この身に変えてお守りします、と都美姫・銀姫にあらためて決意表明をするのでした…

●お城は山口に再度お引っ越し。そして、新たな決意を秘めて、高杉は長崎へ、伊之助は太宰府へ向かいますって、伊之助が薩長同盟をまとめちゃいそうな雰囲気です。桂小五郎はどうした。多分、そのうち、時代考証の大石先生が乱を起こすに違いありません…

疲れた(涙)。

「花燃ゆ」って、どうしようもないホームドラマを40分×50回すれば、視聴者からの批判が巻き起こり、もっと企画を吟味するようになる…とか、そういう戦略的位置づけの大河なんでしょうか。

どうでもいいけど、今回のサブタイ「花になるために」だけど、以前「母になるために」ってあったよね。

あと、34回は「薩長同盟!」ですけど、ついこの間「大逆転!」ってあったよね。いや別に漢字+「!」が似てるとか、そんなレベルのかぶりだけどさ…

サブタイまで手抜きとか、もう疲れたよパトラッシュ… アデュー……

スポンサーリンク
ad

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
ad