東出昌大さん、井上真央さんはこの体験を肥やしに。「花燃ゆ」前半の感想まとめ。

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2015年の大河ドラマも半分折り返しましたので、ここで前半をまとめて振り返ってみたいと思います。

最初にお断りしておくと、過去大河の出来と比べて「花燃ゆ」はどうだこうだ、ということは言いいません。過去作品をトレースするのではなく、現在に生きている人間が作る歴史ドラマを見たい、と思っているからです。

視聴者のレベルが昔よりも下がっているという話もありますけど、上か下かじゃない、現在の私たちが見るべき歴史ドラマを作ってくれと。

その上で言わせてもらうと、この作品がどうしようもなくなった一番の戦犯は「吉田松陰の妹」という企画を考えた人、そしてそれを通した人(たち)ではないでしょうか。

そもそも何故、吉田松陰の妹という一般人が主人公なのか。

多分、井上真央さんありきで企画が進んだんだと思うんですけど、それにしてもひどい。

このことについては、もう最初から各方面から散々言われてますし、私も散々書いて来たけど、改めて言っときたいと思います。

教科書太字の人物じゃないと、大きな河は生まれないんだよ。

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NHKは、もっとしっかり考えよう

脚本家と役者に責任がまったくないとは言わないけど、そもそも企画がどうしようもなかったら、現場がいくらがんばっても限度がありますよ。

というか、思うんですが、

・主役を男女交互にする縛り
・幕末→戦国→その他というローテーションの縛り
・戦争反対などの現代的価値観でお茶を濁すこと

などの縛りは、もう辞めていいんじゃないでしょうか。

もっと自由に、現代の制作陣、役者さんが最高のものを作り出せる、現代にふさわしい歴史ドラマの舞台、人物を選んで欲しい。

だってこんな縛りでなにか生み出したか? 篤姫? いやいやいやいや。

独眼竜政宗から32年たち、私たち見る方の時代も進み、幕末や戦国よりも、もう少し新しい、明治中期から戦後くらいまでの歴史や、江戸期の町人たちの生活を丁寧に描いたようなドラマの方が切実に身に迫るようになってきました。

近年の歴史ドラマは、「坂の上の雲」「負けて勝つ〜戦後を創った男・吉田繁〜」、私はあまり好きじゃなかった「白州次郎」などが良作で、この時代を描いた作品に良作が多いのはちゃんと理由があると思うんですよ。例えばですけどね。

「八重の桜」という近年まれに見る良作ですら視聴率が取れなかったっていうのは、非常に示唆的な話だと思います。


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東出さん、井上さんのせいでは決してないのだが

というわけで、「花燃ゆ」低視聴率・低評価の原因は、主役夫妻のせいではないと思ってます。あ、レビューではさんざん井上真央さんに文句言ってますけど、主役たちのせいではないのは重々承知の上でです。

井上真央さんは、なんの手がかりもないなかで、自分自身を掘り下げて主人公を演じるしかなかったろうし、それはまだ若い女優さんにはかなり難しいことだったと思う。というか出来てない。ご本人の責任じゃないですけど。

東出くんは、なんで久坂玄瑞にキャストしてしまったんだというレベルで庇いようもないんですが…主人公の旦那役に旬の役者さんを持って来ただけでしたね。朝ドラのヒロインの相手役は出来ても、大河で実在の人物を演じるには演技の幅がありませんでした。東出さんは木曜時代劇に合いそうなのに、これで時代劇出演にアレルギーが出来ちゃったらどうすんじゃコラ。

東出さん・井上さんは間違いなく花燃ゆ最大の被害者ですね…せめてこれを肥やしに、歴史ドラマに出るのを嫌ったりせず、次回以降の作品(の選択)に活かして欲しいと思います。

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外部のマーケ会社を入れた方がいいんじゃないか…

花燃ゆ前半のまとめのつもりが、大河ドラマについての愚痴になってしまいました。

でも、禁門の変が正味30分で終わった今、歴史パートをちゃんとやるべし、とか言ってもしょうがないからね。

むしろ、真田丸の次は何をするつもりなんだ…って思うと、不安でたまらず、手が震えますよ。

いやもうほんと、今のままだと誰も幸せにならないので、本気で外部のマーケティング会社を入れて考えた方がいいと思いますっていうか、もう挫折しそうなので、なにとぞお願いします(土下座)。

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