2015年 NHK 大河ドラマ 特別展 花燃ゆ in 江戸東京博物館にいってみた。


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江戸東京博物館の特別展で「2015年大河ドラマ花燃ゆ展」がやっていたので、行ってみました。

全然期待してなかったんですけど、レビュー書いてるし、お義理でいったんですが、しかし、予想に反して展示内容は超充実でした。

これだけ資料が大量に残っていて、「世に棲む人々」「花神」など先行作品もあり、実際の史実もすごくおもしろいのに、どこをどうしたらドラマがああなるのか、疑問が噴出してしょうがなかったですが…

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150年前の資料の生々しさ。

和紙に墨って保存性が非常に良くて、150年くらいですと、紙の色もさほど褪せませんし、墨なんてくっきりです。

自筆のことを、肉筆なんていいますけど、ほんとこの手紙ってやつが生々しいんですよ。

吉田松陰、桂小五郎、高杉晋作、久坂玄瑞といった人物が本当に生きていたんだっていうのが、がっと入ってくるというか…

生々しいといえば、幕末の事件は絵図にして残されているものも多いのですが、絵図はどれもジャーナリスティックな気持ちで書かれていて、当時の人々は「今が動乱期で、歴史の変わり目に立ち会っているんだ」ということをよく理解していて、同時代の人に事件を伝え、後世の人に詳細を残そうと思って書いているのが、ヒシヒシと伝わってきました。

それが悲壮感だけじゃなくて、興味深さというか知性に基づいたものなのが、なんだろうね、チャージされる感じがしましたね。

こういうのを見ると、私はすごく歴史の連続性、みたいなものを感じるんです。

当時の日本人と、今の日本人は、もちろん近代と現代では精神がずいぶん違っていたでしょうけど、それでも地続きである、みたいな。

だからこそ、こういう資料を懸命に残してくれ、守ってくれた人たちのために、大河ドラマくらいちゃんと作るべきって思うんですけどね。

文ちゃんの影が薄かった…

しかし、展示の中に文ちゃんの影はうすかった。久坂玄瑞からの手紙くらい? 大河ドラマのヒロインながら、資料がないない、言われていましたが、本当になかったんだなーということを再確認いたしました。

いや、ほんとうにびっくりするくらい、文さんを主人公たらしめるようなものがなかった。

この展示会の一番の目玉はそこかもしれん。

意外とおすすめです

そんなわけで、「江」を底割れするようなドラマですが、展示は良かったです。意外かもしれませんが、いや「花燃ゆ補完展」と思えば意外でもないか、幕末好きにはおすすめです。

見る展示ではなく、書簡が中心の「読む」展示なので、時間は多めに見てください。私は平日ラストに駆け込んだんですが、1時間半では駆け足になってしまいました。

転載元:江戸東京博物館

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