ブログ更新がなかなかできなくてごめんなさい。直虎めっちゃ面白いんですけど、本業が繁忙しすぎていました。いやまだ繁忙は終わってないどころか、これからが本番だ状態なんですけど。
しかし、直虎について何も書かないわけに行かないだろう!というわけで、とりあえずツイートでざっくり書いた感想をまとめておきます。
人の魂の成長と変遷
爽やかで悲しみや苦しみが浄化されるような最終回でした。因果応報の容赦ないハバネロと同時に、人の魂の、人と人との関係性の再生を描き続けた大変厳しいドラマでしたが、だからこそ穏やかな彼岸に直虎が到達したことに説得力を持たせることができたのだと思います。 #おんな城主直虎
— アンチョビ (@anchovy_aid) 2017年12月17日
視聴者として、要所要所で存分にひっくり返され、転がされ、踊らされた。だから直虎の経営者としての苦労や女としての複雑な思い、しかしそこから問題の根源に迫るような思考までを再体験しながら、登場人物たちと一緒に生きることができた。愛と信頼に溢れるドS大河でした(w)。 #女城主直虎
— アンチョビ (@anchovy_aid) 2017年12月17日
直虎は社会レベルでは徳川に戦の起こり得ない仕組みの世を作ってもらう、個人の範囲では守れるものくらいは守るという現実的な着地をしますが、しかし大志あってこそという直政の言葉に象徴される通り、本質的には宗教的な次元での思考を現実に落とし込んでいるんですね。 #おんな城主直虎
— アンチョビ (@anchovy_aid) 2017年12月17日
直虎は社会レベルでは徳川に戦の起こり得ない仕組みの世を作ってもらう、個人の範囲では守れるものくらいは守るという現実的な着地をしますが、しかし大志あってこそという直政の言葉に象徴される通り、本質的には宗教的な次元での思考を現実に落とし込んでいるんですね。 #おんな城主直虎
— アンチョビ (@anchovy_aid) 2017年12月17日
その辺は於大の方との対話に表現されていました。於大様も寿桂尼も、自分の家を守りたいという修羅道に落ちた哀れな魂でした。直虎ちゃんの魂の成長と変遷をドラマとして描き切ったことがこのドラマの意義だし凄味です。nhkは大変真っ当な人間ドラマを作りました。 #おんな城主直虎
— アンチョビ (@anchovy_aid) 2017年12月17日
これだけ深いテーマを扱いながら、明るさも煩悩も失わなかったのがとても嬉しい。大河ドラマのとても大切な本質の一つは「祝福」だと思うので見る人に希望や救いを与えるドラマを作って欲しいと思っているので。 #おんな城主直虎
— アンチョビ (@anchovy_aid) 2017年12月17日
しかし今の時代、因果応報の非情な現実を論理的に描くこともまた必要なものだと思っています。突き抜けた非情さと明るさを両立させた真田丸そして直虎というドラマが続いたことにいろんな意味を感じます。どちらも最高に面白かった。ありがとう直虎班。そして真田丸班。 #おんな城主直虎 #真田丸
— アンチョビ (@anchovy_aid) 2017年12月17日
各話の感想はちょっとあとで書くとして、しばらく直虎の総評といいますか、色々思うところをまとめていきたいと思います。
すごいドラマだったと思うので。