〈雑文サルベージ〉#おんな城主直虎 30〜31「地獄へは俺が行く」政次は一人で行くつもりだったけど。

コンテンツ何かしら書いておくと助かりますね。当ブログのFacebook支店に投下している勢いだけの雑文ですが、荒っぽいだけにその時の気持ちを思い出させてくれます。

神回の感想を書く前に、その前振りとなった30-31回を復習しておきましょう。

スポンサーリンク
ad

30回 潰されざる者

30回直虎見たわよー。

冗長だと思うところもあったけど、最大の試練に向けて伏線は全部張り終わってるわ。

第2クールいっぱいかけて積み上げてきた直虎ちゃんの業績、周囲の人々、修復した政次との絆が一気に破壊され、転換されるカタルシスがいまから楽しみで楽しみで仕方ないわ。

私は大河ドラマは年に一度の神回で満足できる人間なの。

直虎にはこれまで桶狭間から領主就任、井伊谷育成計画、今川との対決、寿桂尼回とたくさん神を見せてもらった。
その上に、さらに、これからもっとえぐい試練が待ってるのよ。
感謝しかないわ。

30回の内容的には、今川に従い、一度井伊の家を滅ぼすことで事態の打開をはかる。それを実行に移す決意を固める直虎がすごく良かったわ。

ついに今川館が焼け落ちる明日がくる。。。

方久を見舞ったときはあんなに可愛かったのにね。
さらっと「関口の首を徳川に差し出せば」って言うところ、痺れたわー。立派な戦国の女地頭よ。

でも差し出す首が「関口」では甘かった、のよね。ほんと容赦なくて最高ね。

とま虎:次郎様は乙女ゲーをコンプリートしていた

遅くなったけど(土曜日アップだったわ)、30回のとま虎よ。ふぁー!

この後、国持ち大名たちによって轢殺される井伊家。
滅亡を織り込み、徳川の元で復帰する、そこまでが井伊の策であることを明らかにする回だったわね。
昨年で言えば「犬伏」と同じ位置づけよ。

城主に就任した頃の直虎は、根回し・調整が全くできなくて笑っちゃうくらい反発されていたのに、自主倒産→徳川グループ会社としての復活という絵を描けるまでに成長よ。熱いわ。

しのちゃん回のとき、いつのまにか乙女ゲーから直虎のハーレム大河になってるなあと思ったけど、直虎はゲームをクリアしてたのよ。

スイーツと苦い泥を行き来するところがドラマとしての「直虎」の特徴で、それは今回すごくうまくいったというのがTLから伝わってくるわね。

でも信頼するドラマ制作者に阿鼻叫喚に陥れられるってエンタメだからね。

ここで制作側は、「辛い。ずっと日常回でいい」っていう視聴者の意見を真に受けちゃダメなのよ。

子供が先生に怖い話をしてもらうとキャーキャーして嬉しいのと一緒なので、ガンガン殺しにかかってください。

女大河としてようやく真っ当なものを提示してくれてほんとありがとう、直虎。

我ながらひどいこと言ってましたが、信頼するドラマ制作者に阿鼻叫喚に陥れられるってエンタメというのは、何も間違ってないと思います。

しかし、こうして読み返してみると、この時すでに、実行に移すのは恐ろしいけれどほかに手がないって言ってて、不穏なんですよね。

もともと成功の確率が高くなかった、準備不足だった、不確定要素を潰せないうちにことが始まってしまった。

あれむしろ直虎と政次はよくやってる方かもしれない。

いざという時にゴリゴリ押すための武力がないっていうのは、ほんと戦国時代では致命傷なんだなあ。

31回 虎松の首

31回の雑感を先にブログにまとめちゃったので、Facebook支店の更新のタイミングを外してしまったわ。
なので、こっちではちょっといつもと違うことを書くわね。

ズバリ直虎の視聴率についてよ。
ていうか、このクライマックスに合わせるようにして、視聴率をネタに、直虎を攻撃して来たマスコミについてよ。

昨年の真田丸もそうだったんだけど、歴史イベントや登場人物の退場に関わるような、制作が力を入れる回ほど、実はむしろ視聴率が伸びない傾向があるわ。
視聴率が伸びるのって、超有名な歴史イベントとか、ギャグ回なのよ。

コアなファンは敗戦や悲劇の回でも見るけど、ライトなファンはそういう回は避けるのかもしれないわね。

直虎も見事にそれにはまっている。
例えば直虎だと直親の隠し子登場という明らかなギャグ回は視聴率がもりかえすのよね。

でも普通の人ってそう思わないじゃない。
クライマックスなのに視聴率が悪いの? その作品大丈夫?ってなるじゃない。
そこを突くようにキャンペーンを張って来たわよね。

私から見ると、これは絶対に間違ったアプローチよ。
普通の人は、嫌いなもの・落とすものに時間やお金を使わないわ。
お金を使わせるなら認めるべき、褒めるべきよ。作品のファンが絶対に買うんだから。

日本のマスコミはビジネスの根本で間違ってるとこがあるわ。
そんでこの否定から入る精神が、不況とか不調の原因であるような気がしてならないのよ。
すごく残念だわ。

とま虎:修羅道に落ちても

今週も遅くなって御免なさい、31回とま虎よ。

ブログにも書いたけど、私は政次に関しては、あんまり直虎ちゃんへの一途で不憫な愛には響くところがないの。
むしろ彼がそう視聴者に思わせながら、家老として人間としてすごく成長しているところにとても感動しているわ。

子供達に碁を教えて実はすごく慕われていたり、しのちゃんや、多分他の井伊谷の面々を彼が見守っていただろうエピを挿入されたり、さりげないけど最高よね。

私は政次は直虎への個人の愛を捨ててはいないと思うけど、一緒に井伊谷を盛り立てていく生き方を選んだと思うのよ。

父親への反発であるとか、嫌われものの小野を井伊に認めさせたいという思いとか、見捨てた直親の代わりに自分が井伊を守るとか、そういうものを彼なりに昇華させた結果なんだろうなって。

直虎ちゃんは政次の思いには気がついているし、男として政次を見ているところが実はあるのかなって思う時があるわ。

こんなに政次の死に救いが用意されていると思わなかった。

悲しいけど見届けるって気持ちよ。
楽しみだわ。

 ちょうど直虎のバッシング記事が目に入ったところなので怒ってました。

怒りのあまり「#直虎はいいぞ」タグでクラスタのみなさんに擁護ツイートを流してもらってまとめを作ってnhkにurlを送信してましたよ、ええ。

「優しい子」である政次が、主家を守るために、病気の子供を手にかけるのもすごかったんだけど、僧侶である直虎は、自分の家と虎松を守るために、政次を地獄に落とし、守るべき領民の子の命と引き換えにしたことを悟って、「家を守るということはきれいごとでは済まされない」という自分の言葉の担保を払わされる。

そんな己の罪深さへの涙を、子を失って悲しむ母の涙に偽装して、関口様を欺く。

政次もこの時から、計画にどんな齟齬があったとしても、自分一人の命で済ませるつもりだったのだろうなあ。

多分、地獄へは一人で行くつもりだった。でも直虎ちゃんは一人で行かせなかったんですよね。ずっと政次は直虎の好みの男じゃないなんて、Twitter民は言ってたけど、直虎ちゃんはそこを超えて魂のレベルで政次の愛に応えたわけですよ。

すみません、我ながらきもい・・

直虎スタッフのみなさん、いいもの見せてくれてありがとう。

スポンサーリンク
ad

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
ad