8回「赤ちゃんはまだか」井伊の最後の平和。今川のこの世の春。

そろそろ歴史の荒波にさらされそうな井伊谷ですが、今回までは平和です。でもそんな最後の平和を象徴するのがしのちゃんの家庭的な不幸っていうシビアなユーモア。

大河ドラマって、ドラマの描こうとしている方向性と、自分の感性とのチャンネルを合わせるまでが大変だ。そこに行くまでにやめてしまう人もきっと大勢いる。

最近は自分の中に直虎専用チャンネルができてきたと思う。

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直満の鼓が薬に

今回は直虎の3人目のヒロインである直政生母しの(貫地谷しほりさん)メイン回。

2人目のヒロインはもちろん駿府の瀬名ちゃんで、生涯未婚の次郎法師とは対照的に結婚し、子供を持ち、子沢山で、野心家で、悲惨な最期を迎える。

3人目のしのちゃんは次郎・瀬名とかぶらないよう、念入りに造形されている。

夫を愛している妻であり(瀬名は夫婦仲はいいが、夫に恋をしていない)、嫉妬や悲しみなどのネガティブな感情に普通に病み(瀬名さまのメンタル)、なかなか子供が授からない(対照的に始終はらんでいる瀬名さま)。

細やかで、しかし非常にユーモラスな貫地谷しほりさんの演技は可憐で、劇中のしのちゃんには申し訳ないけれど、泥鰌エピ、自害しようとして思い切れず小刀を持ち変えてウダウダしているシーン、次郎に飛びかかった挙句逆ギレして「必ず子を産む!」と泣きながら吠えてるのには、笑ってしまった。

次郎の女性性の象徴である鼓が手放されて、しのの妊娠を促す薬になるというのは、暗喩と言えないほどに分かりやすいのだけど、非常に切ないエピになった。

直満叔父が将来の娘にと贈った鼓は、女性性の象徴であると同時に、次郎の幸せだったはずの未来でもある。次郎は女性としての幸せを直親に叩きつける形でしのに贈った。

築山殿

しかし、瀬名ちゃんの可愛さはなんなん!? 前回の「身が余っております」からの「殿は子沢山だからご武運を!」は最高だった。

築山殿を今川家の娘としての若い時分から好意的に描いた作品を初めて見るので新鮮、というのはもちろんあるのだけど、美人がツンツンしながら天真爛漫に振舞っているのは衆人をして幸せたらしめるものがある・・

(感嘆のあまり言葉遣いが)

まあ、松平も「今だけ」の平和なんだけど…。きつい、きついよ直虎orz。でも楽しみ。信康と徳姫(嫁で信長娘)のキャストも含めて。

井伊直虎だけでは1年間持たない→徳川家康の最初の結婚を絡める→直政へ。

この流れだけで私には直虎を見続けるモチベーションたりうる。本当頑張ってほしい。

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