花燃ゆ 第二十三回「夫の告白」感想

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うん、まあもうなにをか言わん。かるーく流していきましょう。ははは。

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末弟の敏が奇兵隊へ

●文ちゃんは雅さんから、久坂玄瑞が塾生たちと袂を分かって京に向かったことを聞かされます。

雅さんはこのことを高杉からの手紙で知らされたんですが、文ちゃんは夫からはなんの連絡ももらっていなかったので驚きます。

●久坂玄瑞は、京都で桂とともに公家の皆様のところに根回しに奔走しますが、異国にこてんぱんにされた長州は見くびられており、なにかとうまくいきません。

芸者の辰路さんが久坂くんを慰めます「あんたはんは実行したんや、胸張り」。

離れていく夫婦と対照的に、少しずつ近づいていく二人が描かれます。

●萩の杉家では、末弟の敏三郎が高杉の求めに応じて下関へ行くと言い出してちょっとした事件になります。

敏三郎は耳が聞こえませんけれど、本の書写や絵や図面を書くことは得意にしているため、奇兵隊でその才能を活かしてほしいというわけです。

当然家族は反対しますが、お父さんだけは末息子の気持ちを理解して送り出そうとします。

このお父さんは元々息子たちの気持ちに理解がある人なのですが、「何の役にも立たないなら、僕はどうして生きてるんじゃ」という敏の言葉には特にビビッと来てしまったらしい。

ただし、お母さんの滝さんは大反対します。

●梅兄と文ちゃんは、敏を送り出すことにします。文ちゃんは金子の、そして松蔭の形見の金の釦を敏に託します。

滝さんは「敏まで先に逝ったらどうしよう」と悲嘆にくれますが、お父さんは「寅の弟だし、家に閉じ込めるのは幸せじゃない」と滝さんをなだめます。

翌朝早く、旅立つ敏の背後から打ち懸かる母、滝さん。

滝さんの気配を察して攻撃を交わした敏を、滝さんは「どうしてみんな大きくなってしまうんじゃろうね」と泣き笑いしながら見送ります。

ああ、小芝居。

妻は芋みたいな女

●久坂の奔走もあり、朝廷への長州藩のロビー活動は好調。

伊之助と周布さまは藩主敬親公に帝の大和行幸の見込みが立ってきた旨、報告します。

長州としては、帝に攘夷親征してもらうことで、他藩にも攘夷を実行させて現在の窮地を脱しよう、という戦略です。

「八重の桜」ではここは非常に丁寧に描かれていましたが、花燃ゆではオリエンテーリングで、ノートに押してもらうスタンプみたいな扱い。

伊之助&周布さまが、松蔭の残した村塾の双璧が活躍しています! とか言うんだけど、久坂が何をどうして活躍しているのか、僕にはぜんぜんわからないよカヲルくん。

●その頃、京都の久坂は文ちゃんからの手紙を辰路に見られます。奥さんはどんな人なん?と聞かれて、「大家族に育って、にぎやかで世話焼きで、いつも人のために走り回っている芋みたいな女」と複雑な返答をする久坂。

いろいろピンときた辰路さんは「きっと幸せな人なんやねえ」と返します。

やりとり自体は悪くないんだけど、8.18の政変間近にこんな調子でほんっとーにイライラします。

●敏と、敏に同行してきた文ちゃんは下関に到着。従兄弟や塾生たちに歓迎される敏ですが、そこに駆け込んできた高杉が全員京都に出発じゃー!久坂を救うんじゃー!!と檄を飛ばすので、あらまあびっくり。

なんと8.18の政変で、薩摩会津連合によって長州は京都から追放されてしまったのです! えー!!

8.18が回想で終わりってどういうことよ? とパニックになっていると、そこにさらにもう水戸黄門のごとくどこにでも都合良く現れる伊之助が!!

伊之助は久坂の無事と京都を追放された七卿受け入れ、高杉の長州藩政務デビューを告げます。

こうして高杉は奇兵隊を手放すことになりましたが、そうだったっけか…。

辰路の告白

●不意を突かれていろいろ謀略が失敗した久坂玄瑞は、国をまとめるどころか、長州を危機に陥れてしまったと苦しみます。

そこに薩摩藩士の出入りする宿で確保したと、辰路さんがつれてこられます。

薩摩と会津がうまく長州を出し抜いたのは、辰路が久坂たち長州藩の座敷で見聞きした情報を薩摩に流していたから、ということがばれちゃったんですね。

怒り心頭の塾生が辰路を切ろうとしますが、久坂は怒鳴りつけてそれを辞めさせます。

●辰路は情報を渡していた相手の男に裏切られ、捨てられており、やけっぱちになってまして、「つまらん男に惚れて、捨てられての繰り返し。どうせ変わらん身の上なら切っとくれやす」と久坂に語ります。

久坂は久坂で神社のおみくじの話を語りますが、辰路もおみくじは大嫌いという不幸体質の女でした。

そげな人間はそげな風に生まれついとるんじゃー」と泣く久坂玄瑞。

「幸せな奥方は、あんたの心の本当の真ん中には触れられん」と本当のことを指摘する辰路さん。

元が孤独な辰路と久坂はグスグスと泣きながらネガティブに意気投合

こうして久坂は辰路さんと傷の舐め合いで浮気しちゃったのでした…

●翌朝、女の布団で目が覚めた久坂は落ち込みますが、七卿と共に長州に脱出します。

●文ちゃんの元へ、寿・伊之助夫妻の次男、久米次郎を養子にもらいうけたいという久坂の手紙が届きます。

どうものっぴきならない事態になってきたことを察した文ちゃんは、京に戻るという三田尻の久坂のもとへ、押し掛け女房します。

しかし、浮気しちゃった久坂は後ろめたくてしょうがない。

「今は一人にしてくれ」「俺を見るな」と頼みますが、文ちゃん、ここでいつものアレを開始して「いやです、私はあなたの妻なんですから」なんてことを割と長々かたります。

イラっとした久坂は思わず浮気を告白して、文ちゃんとの間に決定的な溝を作ってしまうのでした。

クーデター経緯よりも夫の浮気エピが重要な大河ドラマ

花燃ゆを見てると、阿部貞を思い出すんですよねー・・・

阿部貞事件て1936年に起こったんですけど、その前年の1935年にヒトラーがベルサイユ条約を破棄してドイツの再軍備を宣言し、日本には満州国の溥儀が来日し、イタリアがエチオピアに侵攻ます。

翌1936年は天皇機関説を唱えた美濃部博士が右翼に襲撃され、2.26事件が起きて、牧野伸一が小田原で自殺。

そんな歴史的事件が次々に起きて世間が緊張でこわばっているときに、貞さんの事件が起きる。

多分彼女には、世界のどこかで起こっている歴史的な出来事なんて、なんの興味もなかったと思います。

文ちゃんの興味範囲の狭さが、貞さんと重なっちゃうのは私の考えすぎでしょうか。

松蔭の妹なんだから、もちっといろいろわかってるように描くべきなんじゃないんでしょうか。

「生活を守る」ためには、文ちゃんのような鈍感さも大切なことですけれど、もうちょっとがんばって! なんとかもうちょっと!!

はあ〜〜〜〜〜(ため息)。ではまた来週、アデュー!

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