「昌幸」表裏比興のやんちゃ親父が去り、中川秀頼が来た。

人生最後の10年を領地は離され、幽閉されて過ごしてだんだん弱って死んでいくなんて昌幸が可哀想すぎる、絶対ロスになる😱 と思っていましたが、

実際は、佐助の「素破ですから」とか、きりちゃん無双ですとか、
春ちゃんの狂気の地雷っぷりですとか、死の間際まで表裏比興とか、

しんみりする暇もないくらいぶっこまれ。

何より、信玄公がちゃんと迎えに来てくれたことで、
気持ちが浄化されてしまい、

良かったね頑張ったね昌幸お疲れ様!とパパの最期を見送ることができました。

ありがとう草刈さん。ありがとうミタニン。

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画像転載元:nhk公式サイト

本多忠勝、加藤清正と、名だたる戦国武将たちが昌幸とともに舞台を去った代わり、
何かすごく複雑な背景を背負った子が、キラキラしながら登場して
うわ…!こえええ! となったんですが、

それが、中川大志さんの若き豊臣秀頼です。

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画像転載元:nhk公式サイト

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大河史上最強の秀頼であろう…

立派なカリスマ主君に育った秀頼ですが、これが面白いことに、
父親の秀吉ではなく、大叔父の織田信長を彷彿とさせる美丈夫の青年なんですね。

真田丸の信長は吉田鋼太郎さんで、大変なカリスマに溢れ、
あの昌幸が完全に気圧され、位負けする人物なのですが、

昌幸や他の魅力的な武将たちが去る回に、
まるで日が昇るように、豊臣秀頼が現れるというのがものすごく印象的。

若き日の信長を浅井三姉妹を通して表出させる、というのは
「江」がやろうとして盛大に失敗したことなので、

この魅力的な秀頼は、多分、三谷さんの近年の大河上書き計画の一環なのでしょう。
(個人的な感想です)

しかし、秀頼をものすごく魅力的に描く、というのは、
最近のエンタメ作品の傾向として、割と普通のことのように思うのですが、
ようやく、ようやく、大河も追いついたかー。

人間の強さ・魅力

今回の中川秀頼ですごかったのは、

美貌、胆力、カリスマを備えた政治的ライバルに育った秀頼が、
徳川家康を平伏させ、心腹を寒からしめる

ということを視聴者に納得させる映像を作り上げたことです。

「江」における秀頼公、大賀くんも大変良かったのですが、
対象軸の家康が北大路欣也さんというラスボス感溢れる役者さんだったので、
秀頼が家康を凌駕するという感じはありませんでした。

しかし、真田丸は、ビビリでヘタレの人間くさい家康が、
立派なタヌキに成長してきた過程をがっつり描いてきたために、
中川秀頼ならワンチャンありそうにに見えるんですよね!

どんだけ計算された人物像かと、もう震えが来るわ・・

今年の大河は西軍が勝つ、というのは大河クラスタ定番のジョークですが、
今年の大河は「夏の陣で豊臣が勝つ」というのは新しいなあ

中川秀頼が、幸村が自ら戦おうと思うだろう、
諸将も同じ気持ちになるだろう…という絵面を作り上げたのは
ぜひ積極的に評価していきたいと思います。

人間の強さや魅力といった部分を堂々と描くのが、真田丸のいいとことろの一つですが、
中川秀頼も金字塔の一つに十分なりえますね。

いやもうなってるか。

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コメント

  1. RAN より:

    秀頼が出るその隣に淀君がいない! ということが新鮮でしたー。ステージママ淀君定番すぎてたので、期待したいです。

  2. 軒しのぶ より:

    「西軍が勝つかも」と思わせておいて超高速関ヶ原でぶった切ってくれましたが、今度は、この秀頼君で「大坂の陣で豊臣方が勝つかも」と思わせておいて、どうして豊臣が滅亡に至ったのか十話かけてじっくり描いていくつもりか、と思うと、三谷さんは、ほんとどSでいらっしゃる。
    いや、この秀頼君だから、みんなが戦おうとして、滅亡に向かうことになったのか……

  3. 風太郎 より:

    愚鈍な主君というイメージがいまだ根強い秀頼公。
    ですが、中川秀頼は強者のオーラが凄い!
    家康だけでなく、佐渡守も危険視するほどのカリスマに震えました。
    完全に徳川側の思惑をぶっ飛ばしてくれましたね!

    • アンチョビ より:

      若き美丈夫の秀頼像は、大河では新しく、どんな風に盛り上げてくれるのか、期待してしまいますねー!