「不信」長い長い謎解き。真田とは何者か。なぜ豊臣に与して戦ったのか。

真田丸というドラマは、後世真田幸村と呼ばれる人物が、どこから来たのか、何者なのか、なぜ豊臣方の武将として不利な方に加わって戦ったのか、という長い長い謎解きをしている。

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画像転載元:nhk公式サイト

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何者で、どこから来たのか

今思い返すと、真田信繁→真田幸村という人物がどこから来たのか、真田幸村は何者なのか、を描いたのが信濃篇と大坂編の前半だったと言える。

祖父の代に名門・甲斐源氏武田家に仕えるようになった外様の国衆の家の子。

自分の環境を素直に受け入れて生きていく性質の子で、自らの才覚に自信のある子。

気さくな性格と抜け目のなさと胆力で、相手の懐に入り込む、しかし物事を俯瞰して見ることはできない。

非常に丁寧にエピソードが積み上げられていき、彼の性格、生い立ちの面から、大阪夏の陣にいたる道程が明かされていく。

華々しい活躍と死に向かって、ミステリーのように、その帰結を導き出した行動や思考や、出会った人々から受けた影響が描かれる。

彼は滅んで行くのだけれど、全ては彼の行動の結果である。

主人公がそうであるように、物語全体が人々の行動の結果から紡ぎ出され、人々は例外なく自らの行動によって、未来に復讐されていく。

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残されている謎

真田丸は、逃れられないような大きなうねりにいたる運命を呼び込むのは、「常に自身の行動の結果」という現実を容赦なくつきつける物語。

(ということを「不信」を見て思いました)

謎解きは周囲の人々の行動にも及び、「不信」では秀次が自滅していく過程を丁寧に追い、同時に小早川秀秋の、そして生まれて間もない豊臣秀頼の滅びにつながる道も描かれる。

全ての運命が絡み合ってその事象が起きていく。

そんな中、「どうしてそうなった?」という謎がいくつか残っていますが、

「どのようにして真田昌幸パパンが石田三成について西軍で戦うことになったのか?」

というのは割と大きな謎である気がする。

三成が軍略を教える弟子になるとか、徳川家康とはどうも気が合わないとか、逆張りで大きな利ざやを狙っちゃうギャンブラー気質とか、要素は色々提示されていますが、

最終的に昌幸にをそれを決意させるのは何か。

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そして犬伏、家族の別れにいたる道も。

真田丸が毎週楽しく、また次週が阿鼻叫喚地獄とわかっていながら見ずにはいられないのは、「謎解きの物語」だから、と気がついた「不信」。

三谷幸喜は、そこが悔しいほどうまい。

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