「表裏」狂気の卵・大阪城。素朴さと、それ故に死に近い人々。

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画像転載元:nhk公式サイト

秀吉と、豊臣家の家族の描写が好きなんだ、と気がつきました。

更新が空いてしまってすみません💦

いつも、レビューを書く前に、その回のざっくりした感想をまとめることにしてるんですが、今回はそこに妙にひっかっかってしまった。

最初、どんだけ秀吉が怖いか、何故怖いかを書こうとしたんですよ。

私には、豊臣家が現代の「問題のあるモラハラ家庭」をドロドロに煮詰めたものように見えたので、そこを書こうと思ったんですけど、出来んかった😝

意外と私は豊臣家が好きなようです。なので、ちょっと好意的な方向から書いてみます。

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地から足が離れてしまった人々

かの「江」ですら、豊臣家の描写は好きでした。

秀吉がお市と結婚したいといいだして、家族に「バチが当たる」とすげなく否定されたり、朝日が「あんちゃんのためならオラなんでもする」と家康の押し掛け正室になったりするシーンが代表的なものだと思うんですけど、江での豊臣家は庶民の素朴さを残していて、地に足がついた逞しさが表現されてました。

秀吉の手にしたキラキラの栄華と、家族の素朴さの落差と振り幅が良かった。

しかし「真田丸」では豊臣家はみんな地から足を離して滅びの道へと向かいます。

秀吉の実弟で、豊臣政権を支えていた秀長が、信繁に「誰も現状に心が追いついていない」と語りますが、生き方をほいほい変えるとか、普通はできませんよね。

信繁から見ると伏魔殿みたいな豊臣家の大阪城ですけれど、一方で非常に哀れであります。

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画像転載元:nhk公式サイト

しかし、だからこそ恐ろしい

しかし、豊臣家の残忍性というのは、地に足の着いた生活に根ざした故の素朴な「死の近さ」に基づくものであり、決して哀れ一辺倒ではないのですね。

「真田丸」での豊臣家は、急な環境の変化についていけず心や人間関係が壊れかけている、という描写になっているんですけど、それだけではない。

豊臣家の人々は、人間が生きるためには他者の命を奪わざるを得ない、ということをよく知っているからこそ、行動の具体的な選択肢として「殺す」ってことが普通にある人々です。

台詞もなくさくっと殺されてしまった馬廻り衆の若者のエピは、そのあたりの豊臣家の感覚を表していると思うんですね。

害獣は、殺す他の選択肢ないよね^^? みたいな。

素朴さ、素朴さ故の親しみやすさ、それ故にフワフワとしてしまう現状の哀れさ。

そしてそれとは一見して対照的に思われる冷酷さ、濃厚な血の匂いが、豊臣家の不思議な魅力なのですね。

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コメント

  1. みぢえ より:

    こんにちは
    毎回毎回楽しみにしています

    私は(本当は駄目なことかもしれませんが)
    2016真田丸 ってところをお気に入り登録しています
    更新ないかと思いお気に入り開いても
    NHK用感想であれれと思っていたけど
    右横にこの記事を見つけて読むことができました

    どうしてこれは
    2016真田丸 では見る事が出来なのでしょうか?

    もしトップページを登録しないと駄目だよとか
    そういう決まりがあれば
    教えてください
    この記事どうして「2016真田丸」

    • アンチョビ より:

      みぢえさま

      それは私が、2016真田丸のタグをつけ忘れていたからです 
      先ほど修正したので、もう2016真田丸に表示されるようになったと思います。
      うっかりすみません〜

      • みぢえ より:

        おぉ
        見る事ができました
        ありがとうございます

        でもトップページをお気に入りにしましたので
        全方向抜かりありません!!

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