「大坂」騙すおじさん。石川数正 謎の出奔事件。

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画像転載元:nhk公式サイト

期待以上の石川数正出奔事件。

騙すおじさんの端然とした姿と、騙されたおじさんの自棄酒を呷って若造に絡む姿の対比が印象的でした。

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出たーッ!信尹、悪魔の調略

第一次上田合戦に敗北した家康は激怒し、今度は本多平八郎を真田討伐に派遣しようとしますが、それを止めるのが、真田信尹による石川数正調略です。

信尹は徳川家の重臣であった数正を、豊臣家に出奔させ、徳川家中に大いに揺さぶりをかけます。

ドラマ中では、いかにも牢の中から調略を仕掛けたように見えますが、んなことはあるめえ。

信尹が徳川への使者にたったのは天正壬午の乱(1582)。第一次上田合戦(1585)までは結構な時間があり、その間に種まき育成していたものと思われます。

(昌幸は徳川との戦いが長いものになることは見越し、家康も「安房守の考えだそうだな」と言っていたので、多分そういうことだろう…)

数正の方にも「羽柴秀吉との折衝を担当していた数正は、秀吉と対立する徳川家中に居場所がない」という理由がありましたけれども。

それでも叔父上の仕事できすぎ感は異常です。褒めてます。

しかも、牢の中で端然と書を読む、やつれた姿が妙に色っぽくてお美しい訳です。

信尹役の栗原秀雄さんは、このときのために多分結構急激に体重を落とされていると思うんですけど、痩せたことで表出する「本性がちょっと見えちゃってる」感がすごくいい。

そりゃ家康も、二重スパイでいいから僕の家臣になってよと自ら牢に赴いてヘッドハンティングしますよね!

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画像転載元:nhk公式サイト

当主直々に二重スパイを暗に認め、信尹は「それならお断りする理由はございませんな」と徳川家中に加わる事を承諾します。

この時の信尹おじさんの悪魔感はすごかったし、その悪魔と契約するかのような家康の迫力も凄かった。

そこまでして昌幸に仕える動機がただの家族愛なの? 昌幸・信尹兄弟には過去なにがあったの?

腐的なことを期待してるんじゃないですけど、でも、多分何か過去になんらかの経緯があるんだろう、と思わせる。視聴者の気持ちのかき回し方が憎い。

謀略に優れた男の存在を軸に、影のある人間関係を描く信尹関連エピは、いつも黒に向かうほの暗いグラデーションのようです。痺れる。

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