真田信幸という、決して父親の闇に飲み込まれない息子の件。

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画像転載元:nhk公式サイト

信幸兄さんの成長について、あんまりレビューで触れられてないので、上田合戦と、小松殿が嫁いで来る前に書いときます。

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芝居は出来ないが…

第十回「妙手」で、徳川との交渉役を担った信幸兄さんが大変立派でした。

真田丸 第十回「妙手」レビュー〈1〉真田昌幸に学ぶピンチへの対処 実践編。まずは流れに乗って、カードを強気で出してみよう…

未来の義父に一刀両断されそうになりながら、格上の大名と数多くの家臣たちにも動じることなく、怒るべきところでは怒り、要求すべきは要求する。

それが、蓋を開けたら、「信幸の強気」は、主に弟と叔父上の要望で、本人は内心ビクビクしながら演技してたっていうオチ。最高でしたね。

素直でまっすぐな信幸は癒し。

第三回で「お前に芝居はできないから」と真相を知らされずに一方的に謀略に使われてた信幸が、芝居とは大分違いますけど、大事な交渉を任されて立派に振る舞う。というのは彼の成長を感じさせますよね。

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思えば、昌幸の掌の上で転がされた事に傷ついた頃は繊細で、ちょろかった。

その後、彼がメインになるエピソードはありませんでしたが、カメラの廻ってないところや、ピントの合ってないところで、信幸はあっという間に成長して行きます。

主に、父親の動揺や迷走をつぶさに見ることで。

アレなとこ、こげなとこ

昌幸と信幸の関係で面白いところはそこで、

昌幸は信幸には割とみっともない姿を見せる→信幸が突っ込む

というシーンが多いんですが、ボケ役の方が、今のところあらゆる意味で格上なんですねw

信幸は父親のネガティブな面(いい加減なところとか、山師気質とか、謀略癖とか)を目にして、律儀に突っ込みをいれるんですけど、しかし面白いことに、昌幸のペースには決して巻き込まれません。

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(父親の様子を横目でじーっと見てるようなシーン、多かったデスネ)

昌幸にとっては、そういうところが「くそ真面目で面白くない」んでしょうけど、要するに信幸は、昌幸の闇に魅入られません。

負の部分も含めて信玄公に魅入られちゃってた昌幸とは大分違います。

しかし、その信幸は「信濃を国衆で寄合統治する」という昌幸のアイデアには大変魅了されます。

そして「父上は俺たちが思っているよりもずっと大きな御方かもしれん」と嬉しそうに語る。

お前は、父親のことを今までどんな風に思っていたんだよww

と笑うとこでしたが、この時、一緒にいた信繁は、ちょうど昌幸の真っ黒い腹の中を覗いてどん引きしてたとこでした。

(そして信繁の方が父親の気質を受け継いで、面白い腹黒になっていく)

だいたい、苦肉の策として、信幸や室賀様のような「いい人」が喜んで食いつくであろう「みんなで公平・平等に寄合統治」なんてのを出して来た昌幸は立派な悪党です。

そんな昌幸の悪とか闇とかには決して魅入られず、一周も二周もしたところであっけらかんと「俺の親父すごい」と尊敬の念を抱いてる信幸は、昌幸とは大分気質が違うように見えて、でもやっぱり息子として父親の明るさ・へこたれなさを受け継いでるんだなあ。

という感じに、実は密かに親子萌えしていたのでした。

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まあでも信幸はまだエンジンかかってないですから。

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