ダウントンアビー season 4 #8「胸騒ぎ」事件はロンドンで起きてる。ベイツ、報復殺人疑惑で真っ黒に。

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今回もプロットとプロットが重なり合う、重厚かつ馥郁としたドラマでした。

どうやったらこんな脚本がかけるんだろうか。ジュリアン・フェローズってすごいよね。

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伯爵家主催のバザーの影で…

伯爵がアメリカ行きで不在のダウントン。毎年恒例の伯爵家主催の村のバザーは、コーラが仕切ることになり、ダウントンはてんてこまいです。

で、そんなほのぼのした日常と同時並行で、

・ロザムンドとイーディスのスイス長期旅行
・ローズがロスさんと結婚すると言い出す
・メアリーのモテ期

が描かれます。メアリーはもう散々書いてるし、イーディスの件はちょっとおいといて、今回はローズですね。

途中退場したシビルにかわって物語に登場したローズは、ダウントンをシビルとは違った形で引っ掻き回すフリーダムな娘。

変な笑い方をする肉食女で、あんまり良い扱いじゃないんですけど、差別的な考えを持たない人物でもあって、ダウントンにあってはほんと「新人類」ですよね。

で、今回そのローズが以前からこっそり逢瀬を重ねていた黒人歌手のロスさんと結婚すると言い出しちゃう。メアリーは驚き、バザー前の忙しい時に急遽ロンドンへ行くことにします。

このロンドンで今回はいろんなことが起こります。

アンナはギリンガム卿がメアリーに執心することで、グリーンとの接触が増える事に耐えられなくなり、メアリーにはグリーンに暴行されたことを打ち明けてまして、それでメアリーは、ロスさんにローズとの結婚を諦めさせるついでに、ギリンガム卿に会ってグリーンを解雇するよう頼もうと考えます。

しかし、その裏で、メアリー(とアンナ)のロンドン滞在に合わせて、つまりアンナの留守に合わせて、ベイツさんが休暇をとるんですよ…

もうこの回のベイツさんは顔が違ってて、いつものにこやかでダンディなベイツさんじゃない。言うなれば犯罪者の顔><

ヨークへ行くとのことでしたが、実はその前にグリーンに住いを訪ねる…という伏線があり、とてもベイツが本当にヨークに行ったとは視聴者には思えないよう演出されています。

そして華やかで楽しいバザー当日、ギリンガム卿がメアリーを訪ねて来て、従者グリーンの事故死を告げる。

楽しげなイベントに、事件を絡ませるのはダウントンお得意の趣向ですが、アンナの暴行シーンの悲惨さとその後の苦しみ、グリーンの最低っぷり、いつも冷静なヒューズさんの強い怒りなどで、知らないうちに盛り上げられちゃってて、「ダウントンのいつもの手だよねー」とか言えなくなっちゃってます。上手いんだから…

しかも今回は、アンナとメアリーとヒューズさんと視聴者しか、心が乱されない仕組みっぷり。

ベイツの件は表沙汰には多分ならず、ダウントンは通常営業で穏やかに進むのでしょう…こわい。ジュリアン・フェローズこわい。

ベイツが本当にグリーンに報復したのか、どのような手でそれを行ったのか…急にミステリー仕立てになってきましたが、シーズン4は残りあと2回です…

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バイオレット様のお察し

というのは、主に後半のクライマックスで、前半はイーディスの妊娠話がメインでした。ほんとダウントンはゴージャスだよね。

出産を決意したイーディスは、生まれた子を小作人に預けて育ててもらえれば、自分はそばで様子を見られると考えていますが、ロザムンド叔母さまはそれに厳しくダメ出し。

噂になる、顔が似てきたらばれる、小作人が秘密をもらしたらどうする…と、さすがにだてに年食ってないわ。

叔母さんは、スイスに長期旅行に行った事にして出産、養子に出すのよ、とイーディスを説得します。それが一番、子供にも貴方にも幸せなのよ…とか、いやーほんとその通りですよね…。ついでに、コーラに自分のスイス滞在の話し相手にイーディスを連れて行きたいと話して、許可を取ってしまいます。

夕食の席でもうまいこと話題にし、出席した男子どもを通じて社交界にスイス滞在の噂が広がるよう計算(で、いいんだよね)。

こうして誰にもばれずにいくかと思われたロザムンドの計略でしたが、ダウントンにはおばさまの上位機能であるバイオレット様がいらっしゃってですね…!

バイオレット様はロザムンドがイーディスの面倒をやたらと見ること、フランス語に興味なんてないのにこの年になってフランス語なんて言い出した事で、すべてを察します。

そしてイーディスに全部白状させる…

イーディスのスイス滞在費用はバイオレット様が負担することに。ロザムンドが全部もってしまったら、イーディスはロザムンドに頭が上がらなくなるでしょ…と、バイオレット様の行き届いたご配慮にも感服です。

デイジー、感動のアルフレッドとの別れ

これまであんまり注目してなかった若者エピが、今回は素晴らしいフィナーレを迎えます。

アイビーがちょっと優しくしたことで、アルフレッドが勘違い、いきなり手紙でプロポーズします。バットを振ったらホームランになったみたいな話で、アイビーは驚き、プロポーズは断ります。

アルフレッドがダウントンを訪ねてくる日、デイジーはパットモアさんの配慮でお休みをもらって、デイジーを娘同然にかわいがってくれるメイソンさんの下へ。

そこでメイソンさんが素晴らしいアドバイスをデイジーに贈るんですよ。

愛することができる人と出会えたのはそれだけで幸せなことだから、たとえ報われなかったとしてもきちんとお別れを言いなさい、どうしたら君の気持ちが伝わるか、一緒に考えよう…

デイジーはアルフレッドに、お弁当の入ったバスケットを手渡し、既に自分の気持ちにけじめをつけたことを話してアルフレッドの配慮の不足についての詫びを受け入れ、友人としてお別れします。

きれいで爽やかで、これがダウントンアビーのエピソードとはとても思われない気がしたのですが、でも、デイジーの成長と女のあげっぷりはやっぱりダウントンですね…

その他

●メアリーの名付け親・マートン卿がイザベルに興味を持ち、イザベルに恋の予感〜♪

●ブランソンは議員の政治集会で出会った女と再会。貴族に逆差別的な感情を持つ女教師に、気さくな人柄のコーラを紹介したりします。この女か、この女と再婚するのかブランソン!?

●書くの忘れたけど、ロスさんを説得したメアリーは大変な貫禄で、立派なレディでした。もうちょっと世界が優しかったら応援してた、という言葉もすばらしかったですね。

●モールズリーさんはバクスターさんに助け舟を出し、トーマスから彼女をかばいます。この二人はどどどどどうなるの!

画像転載元:ダウントン・アビー公式サイト(スター・チャンネル)

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