さくさくレビュー信長燃ゆ〈2〉信長の孤独を癒やす天然たち。

nobunaga_icon1

〈1〉はこちら。

信長と配下の武将たちが、ヒガシと後輩ジャニーズにしか見えなくなって来た「信長燃ゆ」レビュー、続けていってみましょう!

スポンサーリンク
ad

え、お蘭の膝枕!?

●公家の中で信長と対等に渡り合える胆力を持つのは、近衛前久公(寺尾聡)のみ。

このまったく公家に見えない太閤は、文武両道に優れ、拳銃なんかも所持しちゃってて、信長とはずいぶん前からのおつきあい…というのが前回書くのを忘れてしまった設定でございます。

絵面では、ヒガシの朋輩が寺尾聡ってのはかなり無理がありました。

何度も書くけど、武将同士にしか見えないし。はは。

前久はそれこそギリギリの交渉で信長から正親町帝を守っているんですけど、残念ながら前久の子、信基は信長に入れあげて崇拝しちゃってます。

この信基が佐藤隆太さんで、私、予習記事で性格悪そう♥︎なんて楽しみにしてましたけど、普通にピュアな青年でした。残念。

●で、この信基がおそらく安土城の、信長所有の世界地図の上で、これがイスパ〜ニア!? とか頭悪そうに大騒ぎします。

信長は蘭丸の膝枕で、弥助に腰をもませてるんですけども、それがまあ、ペットのイヌが騒ぐのを眺めるような風情。

あ、ここでお蘭、膝枕が深すぎ!! と思わず色めき立ってしまいましたが、残念ながら膝枕じゃなくて、蘭丸の膝の前の枕に頭のっけて寝そべってるだけでした。ぬかったわ。

●信長は、日本はイスパ〜ニアに勝てるでしょうかと心配するワンコ…じゃなくて信基に、イスパニアどころか、明、天竺を攻めて儂はローマまで行くつもりじゃ、愉快じゃろうと笑います。

信長がこんなに朗らかに笑うのは、後から思い出すとこのシーンだけなんですよね。

後々のシーンで、信長が求めていたのは、信基が魅せたような無邪気な共感だったことが明らかになってきます。

息子、信長の思惑をダラ流し

●親父の前久の方は、息子が崇拝する信長からどうやって自分たちの生きる場所である朝廷を守るか苦慮してます。

信長は左大臣に推挙されてるんですが、正親町帝から次の帝(晴子の旦那の誠仁親王)の譲位の後なら受けてもいいよ、とか返事をしてます。

あ、左大臣推挙の使者にたったのが上﨟の局、ここで萬田久子さん登場でした。思っていたよりもヅラはおかしくなく、萬田さんもしずしずと落ち着いた演技で、とっても良かったですよ♥︎

と、話がずれましたが、朝廷は信長を飽くまで臣下におきたいので、なんとか位を授けて大人しくさせたい。しかし信長はどうも朝廷の思惑に従わない、そして信長の軍事力の前にはいかんともしがたい、というのが前久の苦悩なわけです。

●そんな前久の前に、前後不覚に酔っぱらった信基が帰宅して、「信長様はこの国の王になる」「この国の王として海外進出する」と、信長の対朝廷戦略をダラ流ししてしまいます。

それを聞いた前久は、信長の狙いは、

正親町帝譲位→誠仁親王譲位→信長が養子にしている誠仁親王の五の宮の即位

であり、信長は外戚として朝廷に君臨するつもりなのだ、ということを一瞬で見抜きます。

信長は朝廷どころか、ふつーに国全体をまるっと支配するつもり、ということに、前久は戦慄します。

信基が駄目息子っていうか、これは政敵の息子にいろいろしゃべっちゃう信長がいかんのですが、これも信長の孤独と愛の表現…なんだよな、多分。

●前久は、一計を案じ、晴子に安土への使者を頼み、帝の譲位についての返答を託します。

信長、晴子にデレる

●朝廷を守るため、子供たちを守るために、信長の本拠地、安土城へとやってきた晴子。信長は晴子を天守閣に招きます。

晴子は、眼下に広がる琵琶湖を目にすると、あっという間に心を開き、「まあ、なんて美しい。私は地の底で暮らしておりました」と素直に喜び、馬揃えの際の配慮に礼を述べます。

これで信長はさっくり晴子に打ち取られます。この信長は天然に弱い。

●だって一番近しいはずの後輩ジャニタレ……じゃなくて、部下の武将たちはとっておきの脳筋ぞろい。

ダンスとバラエティの才能…じゃなくて、軍事的才能と個人的武勇には恵まれてますが、海外進出したいという信長の本当の目標にはてんで理解を示さないくせいに、信長を恐れてビクビクですもんね。

そんな連中に囲まれていたら、キラキラした目で感謝してくれる相手が自分の気持ちを理解してくれたら、そりゃ心和むでしょうよ。

ヒガシ信長、完璧超人だからこその孤独です(違

●晴子は正式な接見の席で、今年は方角が悪いんで、譲位はちょっと待って? という帝の返事を伝えます。

なんじゃ方角って…と、武将として実践的に生きる信長は、朝廷のどうしようもない言い訳に呆れて切れそうになりますが、掌中の珠たる五の宮の母、晴子相手なのでとりあえず矛を治めます。

千秋様は堂々とした演技で、しかもとてもなよやかに美しく、とてもご立派だったと思います。こういうシーンでも「花燃ゆ」は何かとおぼこくてイライラさせられたものです。

と、あかん思い出がよみがえったところで、2000字も越えましたし、次回に続く…

スポンサーリンク
ad

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
ad