2015年大河ドラマ「花燃ゆ」総括〈2〉良かったこと探し。

mountains-1039065_640

これは良かったんじゃないか、このエピソードは好きだな、というものをピックアップしてみます。

スポンサーリンク
ad

伊勢谷友介さんの吉田松陰

伊勢谷さんの「松蔭」だけが異様にテンションが高く、輝いていました。

この人のカリスマにたくさんの若者たちが魅かれ、狂気に巻き込まれていくのは説得力がありました。

松蔭はどんどん自分を追い込んで純粋化して行き、家族にも誰にも松蔭を押さえられなくなり、塾生も付いて行けなくなる。しかし、敏三郎の素朴な優しさや信頼に触れて、ふと正気を取り戻す。

ここは変なたとえなんですけど、人間が野生動物に戻って行くかのような不思議な趣きがありました。で、人の素朴な優しさに触れて人間に戻って死んで行く。

最期は自分の志を果たすために、敢えて死に向かって突き進んで行く、という松蔭の造形はロマンチック過ぎる気もしますが、私は非常に好きで、良かったなあと思います。

幕末男子たち

ある意味すごく単純に感動したのが、日本もこんなにたくさんのイケメンを使い捨てにできるほど、美しい男性が増えたのだなあ!! ということでした。

残念だったのは、そんな幕末男子たちの扱いの雑さです。演出が男性揃いのせいでしょうかねえ…イケメンを並べてもいまいちツボに入ってこなかったんですよ。

本家の花男のごとくキラキラさせろとか言ってるんじゃないですよ。

イケメン大河と銘打つなら、イケメンにそれなりの活躍と魅力と説得力を持たせろと言ってるんですよ。

今時の女の子アイドルのように、大勢を並べておけば満足するってのは男性の理論であって、女性はもうちょっとカメラが寄って行かないとピンとこないんじゃないでしょうか。

まああと、やっぱりちょっと汚いというか…まああれが真実の姿かもしれませんけど、でもいったい誰がイケメン大河に真実なんか求めるんだよ!!

やはりイケメンも自力でちゃんと輝かないと埋もれちゃう。イケメン枠にもランク分けがあり、イケメンとして丁重に扱われるかどうかは地力次第なんですよね。

それを地力でこなしたのが、伊勢谷さんと要さんだけだったっていうのは、どうなの? まじでどうなの?

cranesbill-779339_640

久坂玄瑞という男

大河ドラマで初めて、久坂玄瑞に大きくスポットを当てたのは良かったのではないかと思います。この人はちゃんと語られ、供養されるべき人物でしたね。

残念ながら東出くんには合ってなかったし、脚本もどのような人物に描くか、ノープランだった感じですね。

そう遠くない時期に、別に大河じゃなくてもいいので、誰かちゃんと描いてあげてほしい。

あ、ヒストリアじゃないですよ、ドラマでね!!

国褒め:難治の地・群馬

描かれ方はそんなに良いもんじゃなかったかもしれません。ちょっとグンマーネタだったし。

でも前半で長州という土地をまったく描かなかったのに比べたら、上州群馬は非常に具体的に描かれました。

大河において「国褒め」っていうのはほんと大事な要素だな!!と痛感しました。

演劇では祝祭性ってすごく大事ですけど、今後は地方性へのリスペクトが(決して利益誘導ではないよ)、さらに重要な要素になると思います。

土地が迫ってこないドラマの薄っぺらさに見る方が耐えられなくなってきますね。

…と、こんなところでしょうか。あんまりなかったですね!!

さてこれで花燃ゆ関連のアレコレは終わります。次は1月2日の番宣、ブラタモリ+釣瓶さん+真田丸でしょうか! 真田丸の試写は非常に好評とのことなので、楽しみですね♥︎

スポンサーリンク
ad
スポンサーリンク
ad

コメント

  1. 歩くかんせいふ より:

    毎回楽しく拝見しています。
    イケメンがたくさん出ていたのに、キャラが書き切れておらず、残念でしたねぇ。
    悪評高い まれ ですら、スピンオフドラマができたのに、花燃ゆはスピンオフやるほどキャラがかけていなかったのが敗因でしょう。

    • anchovy より:

      >歩くかんせいふさま

      こんばんわ! コメントありがとうございます。

      今思うと「花燃ゆ」はびくびくしすぎだったかと。イケメン大河なら腰を据えて堂々とイケメンを描けばよかったと思います。需要はあったと思いますねえ…(わたしとかわたしとかわたしとか)
      花燃ゆのスピンオフは……木戸様なら見ますわ。
      そこに大久保が出て来て、視聴者に一斉突っ込みされるところまで予定調和な気がします。

  2. 歩くかんせいふ より:

    あけましておめでとうございます。
    スピンオフに大久保利通を出すなら、大政奉還や江戸城開門なんかもやりましょう。
    あれ?
    それはフツーのドラマか?

    • アンチョビ より:

      >歩くかんせいふさま

      あけおめです。今年もよろしくお願いします。
      そのフツーのドラマでは「花燃ゆ」スピンオフじゃありませんなw

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA