花燃ゆ 第十回「躍動! 松下村塾」感想

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○塾生で幼馴染みの兄でもある吉田稔麿が、江戸行きを強く希望しているのを知り、文は叔父に推薦を頼みます。
これまで梅寅文兄妹の前に立ちふさがる大きな岩のような存在だった玉木文之進(奥田瑛二)でしたが、稔麿が江戸行きとなれば師匠である寅次郎の株も持ち直すかも…という文の言葉に、ころっと乗せられて推薦文を書いてしまいます。文、恐ろしい子。

○しかし罪人の弟子に江戸往きなんてと椋梨様はこれを握りつぶします。
今回は伊之助は助けてやらずにスルーです。それを知らない塾生たちは、江戸行きの前祝いだと高杉の誘いでいつものお茶屋へ。名門のボンボンだからってこんなに放蕩できるものなのか、非常に疑問ですが、そこで偶然出会った藩のご重役のだれそれさんから、稔麿の江戸行きが却下されたことを知らされます。

○罪人の塾に通う身分の低いもんに、江戸勤めなんてさせられない、と二重に侮辱されて遣り切れない塾生たち。
しかし期待していただけに最も深く傷ついたのは稔麿くんです。そんな稔麿くんに松陰先生はあえて志を問いかけます。「なんでそんなに江戸に行きたいの。江戸にいってなにすんの。マジでなんの志があんの?」。
厳しく指摘され、応えられなかった稔麿は、塾に顔を出さなくなってしまうのでした。
そう、今回はGETじゃないけど、文&寅featuring吉田稔麿の回なのです。

○藩校・明倫館では椋梨様の影響で、松蔭の塾に対抗するような気風が育まれつつあります。
藩の名門校が、私塾をとやかくいうなんてあり得ないんじゃないかと思いますが、とにかくそんな空気のせいで、塾生は明倫館に通う若い藩士たちになにかと絡まれるようになります。学園もののテンプレイベントの追加でねす。
松下村塾では明倫館の思惑なんて想像もせず、みんなでフグを食うべきか、食わざるべきかを議論してますけど…(諦め)。

○文は自分の画策が却って稔麿を傷つけてしまったと悔い、姿を見せない稔麿を案じます。
そこに「後に日本の初代総理大臣になる男」としつこく称される伊藤利助(後の伊藤博文)が港の方で稔麿を見かけたと知らせてくれます。
さすが初代総理大臣、気配りにも余念がないっていうエピ作りですね。

○稔麿は江戸から来た船の船頭に、話を聞くために港に通い詰めていたと、自分を探しにきた文に話します。
ここでメタ文ちゃんが降臨し、兄上たちの話は政治がどーのこーのでよくわからないけど、稔麿の話は具体的・現実的で面白いワ、もっともっと聞かせて?? と制作側の方針を説明しますが、現実的具体的な割に細部のつじつまがあってないんだよね…。これなら理念でも語っていた方がよっぽどマシよ、と脳内マギー・スミスがコメントしてました。まあそれはともかくとして、そんなこんなで稔麿と文ちゃんはちょっといい雰囲気になります。

○そこに、たまたま、釣りに行こうとしていた明倫館の生徒たちグループが通りかかり、二人を見つけて絡み出します。
身分ある藩士の子息が連れ立って釣りw 港の場面だから?w 美少年とかわいい女の子がラブな空気をかもしているところに、男同士で連れ立ってる人たちが通りかかればそりゃ絡むに決まってるよねw
またそこにタイミングよく高杉・久坂ほか松下村塾の塾生も現れちゃって、始まる大乱闘! 血湧き肉踊る青春万歳!! 喧嘩はやめて〜〜♪ みんなを止めて〜♪

○乱闘前、メタ文ちゃんに自分を認められて、これだ〜っとなった稔麿は、喧嘩の後、塾に戻った塾生たちと松蔭に、自分の志を語ります。
「自分は江戸の人たちの暮らしを先生にお伝えしたいっ」と突然思いついたような決めの台詞もばっちり決まり、「稔麿をなんとか江戸にいかせたい! 俺も行きたいけどまずは稔麿を行かせたい! 松陰先生の弟子として!!」とすっかり盛り上がった塾生たち。
そこを松陰先生が「狂いたまえ〜!」と無責任に煽るもんだから、塾生たちは明倫館に乗り込み、勢いで椋梨様当人に直訴します。
松蔭先生は塾で若者相手に煽りスキルばっかり磨いてますねー。

○椋梨様は、目障りでたまらない松蔭門下の当の本人たちに直訴されてテンパってしまい、まともに怒鳴り返すというアドリブの効かなさを露呈します。
適当になだめすかして裏手に回らせれるとか、いくらでもやり方はあったと思うんですが、塾生たちと一緒に大騒ぎするから、ちょうどご来観していた藩主さまのお耳にまで及んじゃって最悪です。
藩主さまをアテンドしていた伊之助は「殿も松蔭の授業を受けたことがありますよね? この若造たちは松蔭の弟子、つまり殿の弟弟子です」と調子良く取りなして、吉田稔麿くんを江戸に送り出す許可を取り付けちゃうのでした。

○希望が叶った吉田くんは、伊之助がさりげなく助けてくれたことに感謝します。
そして、家族でも友人でもなく、なぜか文ちゃんに見送られて江戸へと旅立つのでした。

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スイーツ大河小川耐久ドラマ

はい、今回も、なんでも解決!文ちゃんと、四天王エピの組み合わせでした。
さらに学園もの定番イベントと、文ちゃん&稔麿の淡い恋バナも合わさって最凶ですね。
どうせテンプレを使うなら大河のテンプレを使ったらいいのに。by脳内マギー。
まさかここまでひどい大河を見る日がくるとはって思うんですけど、慣れって恐ろしいですね。
ここ何年も調教されてきたせいか、伊瀬谷さんは美しいし、せめてこのレベルなら次を見ても良いと思っちゃいました。。

というわけで、来週の苦役にいったいどれだけの大河ファンが耐えられるのか?! 大河ドラマっていうか、小川ドラマ、そして耐久ドラマと化してきた「花燃ゆ」がどこまでやるのか、どこかで大逆転はあるのか、なんかもうそっちの方に興味が移ってきましたよ。アデュ〜!

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