花燃ゆ 第七回「放たれる寅」感想

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あらすじ

文は寅次郎を野山獄から出したいと考え、高須久子に相談する。久子から味方を増やすよう助言された文は、寅次郎が獄中で書いた「福堂策」を書き写し、伊之助に託す。それが江戸の桂に届き、桂の運動により、長州藩では寅次郎赦免の機運が高まっていく。伊之助は寅次郎を敵視する椋梨の懐に敢えて飛び込み、なんとか自宅謹慎の許しを得る。しかし、寅次郎は獄から出ようとしない。野山獄の罪人たちは寅を送り出すために示し合わせて句会を開く…

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ええっとー!!

今回も見ていて辛い残念回でした。

今回も文ちゃんがいろいろ根回ししたり、行動する事で事態が打開されるパターンなんですが、あとこれを何回繰り返すつもりなんでしょうね??

殿方同士の約束事に女が入る余地はない、と銀座の遣り手ママの秘訣みたいなことを、自分の娘よりも幼いよそ様の子に伝授する久子はちょっとおもしろかったのですが、それを受けた文が、書き写した「福堂策」を渡してアピールする相手が伊之助……え?なんで?? そして伊之助がさらにアピールを頼むのが桂小五郎。え? なんで桂?? 桂小五郎は「福堂策」をネタに寅次郎再評価をあちこちに働きかける。それが巡り巡って水戸の徳川斉昭公にまで至り、ついに藩主敬親公が「すまなかった」と杉家の長兄を自分の内緒の茶室に呼び出して詫びる始末。えーと、なんで敬親様があやまるん?? 伊之助も桂小五郎も敬親様も、ずっと寅次郎の才能を高く評価しながら、周囲を省みずに時代に先行しようとする寅次郎を危ぶみ、惜しんでいた人物のはずで、そんな人たちが改めて運動したところで徳川斉昭公にまでいくか?(つかこれ史実なの??) 前回までのストーリーを制作のみなさんは忘れちゃったんでしょうか。

これは文の行動によって寅次郎が許されたってことにしたくて作ってるんだと思いますけど、そのために全体のストーリーを損なってませんか? 大丈夫なんか、こんなんで。

椋梨さまの真価やいかに

今回唯一ちょっと大河ドラマっぽさを匂わせたのは、伊之助を取り込む椋梨さまでしょうか。

お家内ライバルの周布さまから伊之助を鞍替えさせて、その代償に寅次郎の罪を減じることに反対しなかったような感じを匂わせていました。ついでに寅次郎に鈴をつけておこうかってな算段ですね。

こういうのは悪くないんだけど、ただ一人の寅次郎批判派である椋梨さまがまるで白鳥の群れの中の黒鳥のように浮いてるのはいかがしたものでしょうか。文とその家族である杉家から離れると、とたんに登場人物の薄っぺらさが目立ちます。これからがんがん歴史が動くはずなんだけど、全然説明していない時代背景をこれから詰めていくの? 大丈夫??

全体スケジュールは大丈夫か

寅次郎が牢を出ません!なんて言ったせいで、野山獄がのびちゃいましたが、そこまで引っ張るようなこともなかったのではないでしょうか。なんかもういろいろ心配なんですけど、全体スケジュールも大丈夫か。

松蔭の死は3月終わりでしょー? 久坂玄瑞との死別は6月おわりでしょー? えー再婚して群馬県までいくところまでやるんだよね?? などなどの文ちゃんの個人的スケジュールの進行も心配ですし、歴史的事件もいろいろ控えてます。もうあんまり期待もしてないですが、どんなへぼ大河でも、1〜2回は歴史的大事件をきっちり描いた見応えのある回がありますから、そこだけを楽しみに、血反吐をはいても視聴を続けるつもりです。が、つらいよコレ。

ホントHNKには、なぜ日曜8-9時のこの1年間にわたるドラマが、「大河」ドラマと銘打たれているか、思い出して欲しいです。

その時代を生きた人日の感情や出来事、事件がやがて大きな河のように集結して、主人公を押し上げて何事かを成させたり、破滅させたりする。個人ではあらがえない大きな波に翻弄されながら、主人公がどう生きたかを描く事が、個人を通して人間の普遍性を描くことにつながるから、ではないですか??

そんなドラマは他にないんですから、民放じゃ描けないことやってるんですから、しっかりしてくださいよ…

と、超上から目線になったところで、今週は終わります。

次回は長州最大のヒーロー高杉晋作くんのお目見えです。次回もがんばって耐えましょう。アデュー!

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