花燃ゆ 第四十回「二人の母」感想 え?これで明治編が終わり?

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#40のtogetterはこちら。

見なくても分かる「花燃ゆ」リアタイTLまとめ 朝ドラ45分!#40「二人の母」

今回も、突っ込みは鋭く、動揺ははげしく…うん、しみじみ興味深い回でした。

終盤に向かう「花燃ゆ」に、もう逆転もないし、見所もない、そんな諦め感をなんとか楽しもうという、みなさんの努力に涙した。

そういえば、最近は公式サイトに掲載される俳優さんのインタビューもちょっと代わって来た気がしませんか。

最近掲載された、桂こごちゃん役の東山紀之さんのインタビュー、10分で改心した元奇兵隊・中原復亮役の堀井新太さんのインタビューには、美和age、ドラマ本編ageがインタビューからなくなってるんですよね。

俳優さんが役を演じるにあたって考えた事、演じて感られたことが率直に語られていて、すごくおもしろくなってる。

ちょっと前の、北大路欣也御代、高良健吾さんのインタビューは、主人公を持ち上げるための内容で、最悪といっていいほどに詰まらなかった。

局からしたら有り難い内容なんでしょうけど、ここまで視聴を続けてきた人には、嘘っぽく感じちゃうよね。

ヒガシ、堀井さんのインタビューは普通にとっても面白かったですよ。

ではそろそろ本編レビューにいきましょうか。全然気が進みませんのでサラサラでいかせていただきます…

岩倉使節団がまだアメリカにいましたので、おそらく明治5年の夏ー秋くらいの話と思われます。

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秀次郎はどうやって萩にきたのか

●アバンタイトルは前回の復習から始まります。

秀次郎は維新で大働きをした久坂玄瑞様のお子」と、木戸孝允の妻となった幾松が辰路に告げるシーンがリピされます。

ドラマ内での活躍はともかく、久坂玄瑞は松蔭や高杉、龍馬らと同じく、死後に正四位を追贈された男。

これがどれくらいの身分かというと、江戸時代においては彦根藩主の井伊家の極官が正四位上、つまり譜代大名の中でも徳川四天王の後裔というトップクラスの大名より、ちょっと低いくらいの位なんですね。

明治になって、毛利家の藩主であった毛利敬親が復位した時が従三位ですから、正四位って大変な身分です。

で、そういう人物の遺児を、父親の功績に恥じない人間に育て上げるというのは、残された周囲の大人の責任なんですよ。

●そんなわけで、楫取に依頼されて久坂の子を探していた品川弥二郎が辰路を探し当てて秀次郎を引き取ってきたというのが、前回突然秀次郎が杉家に現れた真相というか、事情説明でした。

辰路は「そろそろ邪魔になってきたから、どうぞ引き取っておくれやす」みたいな感じであっさり秀次郎を手放します。

普通に、よろしくお願いしますと言ったらいいと思うんですが、ここは久坂とは似た者同士で、貧乏くじを引きがちな辰路という女の表現として、私には面白かったとこです。

心に傷があるから素直に器用には生きられないんですね。

●引き取られて来た秀次郎は、手に負えないやんちゃ坊主でした。

美和は高杉の言葉、自分の決意などもあって、秀次郎を手元で育てることにし、ここからベタな子役ショーが延々続きます。

玉木の叔父上が楽しそうに子育て参加してた姿には和みましたけど、いやだからなんだっていうん!? ってなもんですよ。はあ。

大河パートはちょっとだけ…

●そのころ、二条窪の楫取は、村人と一緒に荒れ地の開墾に取り組んでいました。

寿姉さまもさつまいもで作ったスイートポテトっぽいおやつを振る舞ったりして、すっかり村人となじんでます。

楫取は、開墾のためのお金を引き出そうと役所に掛け合いにいくなど、村の発展のために力を尽くします(うまくいかないけど)。

●アメリカでは、日米条約の改正が進まず、木戸孝允が切れてます。

楫取が長州で隠居して百姓をしていると聞いてさらにぶち切れ。

「日本国の舵さえとれる人間が、百姓だと?」

とすっかり楫取持ち上げ要員となった木戸孝允公ですが、まあそれはともかくとして、一人で勝手に逃げてる楫取に切れる気持ちはわかります。

木戸さんは命を危険にさらし、しょっぱい思いもいろいろして、しかも最後まで新政府を投げ出さずにがんばった人ですからね…

●という大河パートは今回3分で終わりです。短い。

子役ショーの定番、家出

●天真爛漫に振る舞う秀次郎に、亀さん思わず「お前に帰る家はもうない」と叱りつけてしまい、傷ついた秀次郎の姿が見えなくなります。

子役ショーの大定番、家出です。

周囲の大人が必死に探す中、家の中に隠れていたというオチから、心配したんよ!と怒鳴りつけて抱きしめるところまでド定番にすすんじゃって、はあ…。

●秀次郎は、お母ちゃん(辰路)が迎えにきてくれるまで一時的にここのうちにお世話になるくらいの理解だったのが、どうもそうではない、ということに気がついてきます。

美和も秀次郎に向き合い、距離が少しずつ縮まってきます。

まあ調教完了と見えない事もありません…

●松蔭を仕込んでた頃は鬼のように怖かった玉木の叔父上も、秀次郎をニコニコとかわいがり、杉家の面々とも次第になじんでくる秀次郎。

振る舞いもきちんと躾けられてきて、美和のことも「母上」と呼ぶように。

●そんなある日、萩にここらでは見かけない女がウロウロしているようだ…という噂を亀さんが聞いてきます。

美和さんも亀さんもピンときます。

辰路、あらわる。そして…

●杉家の敷地に不法侵入して秀次郎を見守る怪しい女…辰路でした。

辰路は美和に「字が書けるようになるなんて、あんたさんに預けてよかったわ」と精一杯強がります。

TLでも突っ込まれてましたが、京都から萩まで、女一人でこの激動の時代によく来たよね。

●美和は思い悩みますが、寝言で「おかあちゃん」とつぶやく秀次郎を見て、実の親の元に返す決心をします。

●翌日、美和は突然秀次郎に厳しく「言いつけられたことが出来ないなら、出て行きない。お前はもう要りません」的なことをいって追い出します。

もちろん辰路の元に秀次郎を返すための小芝居ですが、この小芝居は必要だったか???

●美和に懐いていた秀次郎は衝撃を受け、泣きすがりますが、美和は亀に頼んで引きはがしてもらいます。

家の外に出ると、そこには辰路が…

いや、普通にお母ちゃんが迎えに来たよ、母上とは大きくなったらまた会おうねって言えばいいんじゃね?

これが花燃ゆ明治編の終わりだ!

●美和は、あの子にいま必要なのは「お母ちゃん」ですと、秀次郎を辰路に返した理由を滝さんに語ります。

●で、思い出したように政治パートが入りまして、士族たちの不満が高まり、前原一誠が政府に不満のあるものを明倫館に集めているらしい…という民治(梅兄)が美和に伝えたところで終わります。

萩の乱の前振りですね。

そんでこれで明治編が終わり、次回から群馬編なんですって。

えー、これ以上レビューすると罵倒になっちゃうので、もうこのへんで終わっておきますね…

レビューメモがいつもの半分以下だった

内容がなさすぎて、レビューメモもいつもの半分以下でした。

えーと、この時代、まだまだ江戸時代の延長上にあることもあって、武家の教養っていうのは、町民のそれとはまったく違ったものだったでしょう。

親も実家もない、芸妓の辰路が秀次郎を育てる、それも新政府のお役に立てるような人物に育て上げるのは難しいだろうという判断が、本人である辰路や幾松、木戸、楫取などにあったろうというドラマ前半の仕立てには、なんの異論もございません。

しかし、最後に美和が、そういう周囲の判断を全部切り捨てて、実の母子の情緒を優先させたのは、相変わらず自分の気が済めばそれでいいと思ってるんだなあという感じで、がっくりしました。

しかもあの小芝居、いらないよね。

てゆうか、新しい日本を作る、新しい日本人を育てるんじゃなかったのかよー!

このドラマは、すぐに自分の言った事を忘れちゃうからしょうがないとはいえ。とほほ。

さて、ドラマも終盤です。楫取家と同居することになった群馬では姉妹の間に骨肉の争いが生じるんでしょうか。

もうここまで来たら思い切ってやってほしいですね!! アデュー!!

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