花燃ゆ 第三十九回「新しい日本人」感想 

humi_catch

レビューが遅くなりました。

ドラマの出来に呆然とした…わけではなく、体調不良で本放送が見れず、レビューが書けなかっただけです。ごめんなさい。

togetterのまとめは作っていたので、

見なくても分かる「花燃ゆ」リアタイTLまとめ ラストそうせい #39「新しい日本人」

#39の凄惨な内容は把握していましたが、わかっていてもところどころ吹きました。
鉄砲水と虹のとことかw

では今回の笑うとこチェック、行ってみましょう〜

今回は明治4年3月(1871年)の敬親の死から、同年の廃藩置県、翌年くらいまでの話かなあ?

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そうせいファイナル。

●アバンは病篤い敬親公のご病気平癒の護摩祈祷から始まります。

都美姫「美和の作った野菜だけは召し上がる。なんぞ作って参れ」と、分かりやすい主人公補正。ジュブナイル時代劇か。

●美和は殿のお世話をつくし、親しく敬親公と話をします。

わしが長州に呼び戻したせいで辛い目に遭わせてしまった

と、敬親公は楫取元彦に思うところがあったようで、美和に楫取への伝言を託します。

これからは己の望む道を歩いていって欲しい

そしてこれは亡夫の名誉の回復のために奥で必死に(?)働いて来た美和への言葉でもありました。

まこと己の信じる道を進め」という言葉に、美和は「新しい日本を作る新しい日本人を育てたいと思います」。

ここでラストそうせい。

数日後、敬親公は亡くなります。敬親公が維新を指導した名君?(byナレ)と言われると言葉に詰まるんですが、北王子欣也御代の安定の殿様演技が素晴らしかったので黙っときます。

●楫取は殿の臨終の席に駆けつけ、末席で呆然とします。なんかここのシーンもいろいろおかしかったよな…

●大殿の喪が明けたところで、元徳に隠居を願い出る楫取。

元徳は引き止めますが、楫取は脱退騒動の心の傷が癒えておらず、かたくなに辞意を曲げません。

●ここで廃藩置県です。

700年続いた日本の封建制がここに終了、という大大大イベントですが、御簾の中の明治天皇シルエットが勅を読み上げるっぽいそれらしい映像とナレのみ。

1分で終了。

●知藩事たちは解雇され、華族として東京に集められることになります。奥御殿も終了ですが、銀姫は覚悟を既に決めている様子…美和に言われてたから?

奥は今日で終いとなる

●奥に勤める女中たちすべてが集められ、銀姫が奥の終了を宣言します。

今後の不安に動揺する女たち。

園山、続いて美和が、奥で得た様々な知識や経験によって生きていける、畑仕事だって覚えたし、世話ぁない一喝。

美和の「世話ぁない」で女中たちは吹き出し(なんで?)、一応一件落着。

って奥を締める覚悟って、覚悟だけ? 女たちの行く末のことは準備してたんじゃなかったのか??

●都美姫と園山は、美和によって奥の女たちは自信を与えられた、と賞賛します。

視聴者は、明治になっても、というか死ぬまで旧幕臣の生活を私財を投げ打って支えた天璋院篤姫様を思い出さずにはいられませんけど^^

●その後、都美姫と園山、美和と興丸(と潮)、美和と鞠、日出、志乃など関わりのあった人々、美和と銀姫の別れが描かれます。

鞠さんは幼なじみと縁談、日出は上海に行く事にしたとか。日出様ならどこでもやっていけますね。ははは。

●銀姫は美和を東京に連れて行きたかったようなんですが、美和は自分の力で生きてみたいと萩の親元に戻る事を選択します。

銀姫は「お前のお陰で母になれたのに、子を産んだ事もないのに、とひどいことを言ってそなたを責めてしまった」といつかの暴言を美和に詫びます。

この奥にとって、そなたは花のようじゃった(え?)。どんなときも皆を朗らかにさせてくれた

いつかまた遭おうぞ、と笑って別れる銀姫は、主人公持ち上げ要員として最後まで渾身のお働きでした。お疲れさまでした…

●と思ったら、すぐに銀姫再登場。洋装に浮かれて上がりまくっている様子が描かれます。美和にはビスケットとともに、横浜の様子を手紙で送ってくれたりして、ほんと銀姫マジいい人。

美和さんが興丸と銀姫に使えた年月のことは生涯忘れないって言ってたけど、それも納得です。

期間にして5〜6年くらい? だと思いますけど。

弟は戦争でPTSD、奥で出世した姉は…

●美和が杉家に戻った頃、高杉に呼ばれて奇兵隊に参加していた末弟の敏三郎も戻ってきました。

戦争の経験でPTSDになったっていうから、敏は戊辰戦争やらいろいろに参加していたんでしょうね(そっちを見たいんだが)

父上は亡くなってしまいましたが、玉木の叔父上は顔をくしゃくしゃにして敏が戻ったことを喜び、迎えてくれます

●敏の暗い顔はいつまでたっても晴れません。PTSDだから当然なんだけど。

大した辛い目にも合わず、やることなすこと大成功の姉の心ない言葉など、杉家の環境はあんまり良くないかも…と思った妖怪「いつでも陽気な母」は、もう一人の姉の元に敏をやることにします。

楫取夫妻は二条窪に移り住み、農民同様の暮らしを始めていたのですが、夫の楫取の方は畑仕事の経験がないので苦労しているようで…

と聞いた美和は敏に同行することに。お前はほんとうに何処にでもいくよな。

●楫取夫妻は人手が来たと、美和と敏を喜んで迎えますが、このへんから急に、美和の楫取の略奪ドラマみたいな雰囲気に…

辰路と幾松、岩倉使節団

●楫取家では長男の徳二郎は明倫館に通い、次男の粂次郎は私塾に通って勉強中。

大きくなった粂次郎がりっぱなイケメン要員に育っていて嬉しい。

美和にはちょっと態度が硬いのですが、「照れてるだけよ」と寿さんはいいます。前回のおにぎり少年といい、大河の後半は若者を見ると新鮮な気持ちになるよね。粂次郎、この時点でまだ久坂家の跡取りです。

●ところで二条窪村には、元奇兵隊の隊士もいまして、楫取元彦を憎んでおり、そのせいで楫取家はなかなか村人と親しくなれないまま、楫取も一人で荒れ地の開墾を進めていました。まあセットなんですけど。

●ここで場面が飛んで、どこかの旅館で仲居さんをしている辰路姐さんと幾松との再会が描かれます。

辰路は美和に久坂の実子・秀次郎を取り上げられることを恐れ、木戸と結婚した幾松からも逃げていました。

そんな辰路に幾松は「秀次郎は維新で大働きをした久坂玄瑞様のお子。学問で身を立たせてやる道を考えないと。木戸もそのことを心配している」と、今回最もまともなことを言ってくれます。

美和なら「見たんです。夢を…」とかポエムでごまかして自分の意志を貫徹しようとしますが、辰次さんは幾松さんの言葉をまっすぐ受け止めるのでした。

●その頃木戸は岩倉使節団の一員としてアメリカにいました。ええ、フロックコートに断髪のヒガシです。

銀姫のドレスもでしたけど、明治期のレトロファッションでいいですよねー。

ここで幕府が昔結んだ日米修好条約を改善しようと交渉中の木戸ヒガシ、日本に残った西郷たち国内組との不和など、今後の展開のための伏線が張られます。

長州DASH村で不倫ドラマが始まる

●荒れ地のセットの開墾を進める楫取と(何故か敏じゃなく)美和。

開墾する端から里芋の苗を植えたり、二人で語り合ったりする親しげな様子がもうどう見ても精神的不倫。

脚本もわかっているのか、楫取夫妻の夫婦然とした小エピを差し込んだり、美和に「姉上と義兄上、すっかり夫婦らしゅうなって」なんて言わせたりして、急に不倫ドラマじゃないですよ〜〜〜! とばかりに、アリバイ作り。

いや明治編の流れからして、どう見ても「姉から夫を略奪コース」に乗っちゃってるけどね…

●ところで、奇兵隊の生き残り・中原くんは、開墾の様子をそっとのぞいたり、村の子供たちに野菜を配るイケメン粂次郎の話を聞いたりして、楫取への恨みをトーンダウンさせています。

●そんなある日、突然ですが、楫取の畑を豪雨と鉄砲水が襲います。

そこに(何故か)駆けつけた中原くんは「手伝わしてつかぁさい!」と叫び、楫取への懺悔を始め、一瞬で改心してしまうのでした。

「あんたが裏切ったんだと思おうとしておった。自分のふがいなさ、仲間への申し訳なさから逃げたかった。あんたのせいにしとったんです!!」

えーと、再登場して15分くらいかな…

●楫取、中原、(何故か)美和は、協力して土嚢を積み上げ、畑を守ります。

楫取家の畑には立派なため池が出来、しばらく水の心配もなさそう。

雨上がり、美和は楫取に「義兄上、もうご自分を責めるのはお辞めください」「私まで前に進めん気がします」と話します。

楫取「お前には誰にも見せない姿を見せている気がして気恥ずかしい

美和は大殿からの伝言「己の信じる道をすすめ」を伝え、「今度は私が兄上をお支えします」(ドヤァ)

同志じゃな」と見つめ合う楫取と美和。

そんな二人の頭上には、虹が(CG)。

アンパンマン並みの分かりやすさですが、奥さんはまだ生きてます。

死亡フラグ立ってたけど、まだ生存中です。

●と思ったら、美和は杉家に急ぎ呼び戻されます。

久坂の子、秀次郎が見つかり、萩に連れてこられたのです……!

花燃ゆの凄いところ…

視聴者を毎回違う方向に疲れさせる力は、ほんとにすごいと思います。

もう廃藩置県が1分でも、「はいはい」って感じですよ。

さー次はどんな趣向でくるのかな。アデュー!

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